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~経営者や地域で活躍するリーダーを育成~
「稲盛経営哲学プログラム」第13期生募集
「稲盛経営哲学プログラム」は、社会人を対象に、「稲盛経営哲学」を学んで頂くことにより、進取の精神を涵養し、経営者や地域社会のリーダーとして活躍する人材を育成していくことを目的に、開講しております。
本プログラムでは、『稲盛経営哲学の成り立ち』、『稲盛和夫の歩み』、『稲盛和夫の経営問答』、『実学―経営と会計―』、『アメーバ経営論』、『実践経営論』、『稲盛フィロソフィ』、『組織運営とリーダー論』の8つの科目について、計90時間の講義を体系的に学んでいただきます。
第13期も、毎年度好評の『実践経営論』を引き続き開講し、実際の経営の現場で活躍されている方からの講義を計画し、稲盛経営哲学の理論と実践の両面について学んでいただける充実した内容となっており、稲盛アカデミー客員教授等による『稲盛フィロソフィ』では、全国の稲盛研究の最高峰の方々にそれぞれの立場から講じていただきます。また、一昨年度から、組織を運営するにあたってリーダーシップの持つ重要性について学ぶ『組織運営とリーダー論』も開講しています。
定められた修了要件を満たした方には履修証明制度のもと、「履修証明書」を交付します。
※新型コロナウイルス感染対策に十分配慮した上でプログラムを実施いたします。
- *プログラムの詳細は、下のバナーから募集要項をダウンロードしてご確認ください。
- *プログラムに関するご質問等は、下記のお問合せ先にご連絡ください。
- *募集案内チラシはこちら
開講期間
- 令和6年9月7日(土)~ 令和7年2月22日(土)※予備日を含む
(6時間×15日 計90時間)
※全国各地から、オンライン受講も可能
募集人数
- 35名(定員を超える応募があった場合は選考を行います)
受講料
- 90,000円(税込)
- 教科書は別途実費負担、その他、実習等に係る保険料等をご負担頂く場合があります。
- 車での通学(本校への入構)を希望される場合は、別途実費(7,900円)負担となります。
(鹿児島大学交通規則に基づく審査を経て、入構証及びパスカードを発行します)。
申請期間
- 令和6年6月4日(火)~令和6年7月30日(火)必着
申請方法
(1)申請書類の入手方法
募集要項及び申請書類は以下のバナーからダウンロードできます。
なお、事務室にお問い合わせいただければ、募集要項及び申請書類一式を送付いたします。
募集要項・申請書類(PDF形式) 募集要項・申請書類(WORD形式)
(2)申請方法
申請書類の提出方法は、郵送(簡易書留またはレターパック)のみといたします
※令和6年7月30日(火)必着です。
お問合せ
鹿児島大学稲盛アカデミー事務室
Tel: 099-285-3751 E-mail: inamori(at)kuas.kagoshima-u.ac.jp
※(at)は@に置き換えてください
8時30分~17時15分(土日・祝祭日は除く)
『稲盛アカデミー研究紀要 第14号』の原稿募集について
『稲盛アカデミー研究紀要 第14号』の原稿を募集します。
詳細は、下記の発行スケジュールなどをご覧ください。
- 発行スケジュールと申込み方法(PDF形式)
- 稲盛アカデミー研究紀要 編集規定(PDF形式)
- 稲盛アカデミー研究紀要 執筆要項(PDF形式)
注)執筆者は、アカデミー専任教員・特任教員、客員教員、非常勤講師および紀要編集委員会が執筆を認めた人(紀要編集規定 5.)
- 投稿申込締切
- 令和6年8月9日(金)
- 原稿提出締切
- 令和6年9月6日(金)
- 発行日(予定)
- 令和7年3月
-
◆投稿申込後、原稿提出の際には、次の書式も添付してください。
- 投稿確認書14号(Word形式)
- 電子化承諾書14号(Word形式)
私は、1955(昭和30)年鹿児島大学を卒業し、1959(昭和34)年に京セラを創業しました。1984(昭和59)年には、現在のKDDIの母胎となったDDIを創業しました。また、2010(平成22)年には、政府の要請により、日本航空会長に就任して、同社の再上場、及び再建を果たすことができました。幸運なことに、現在では3社とも、日本を代表する企業として高く評価されています。
鹿児島大学を卒業後、まさにゼロから出発した私が、技術者として、また経営者としてこのような実績を生み出すことができましたのは、鹿児島大学における先生方の素晴らしいご指導の賜物であると、私は心から感謝しています。
その私の母校に、「稲盛アカデミー」が発足しました。私も常日頃より、日本経済の活性化のためにも、鹿児島から熱意溢れるリーダーが輩出してほしいと考えていましたので、心より支援させて頂いております。
この「稲盛アカデミー」にて学んだ若者達が、ベンチャー精神に燃え、素晴らしい社会のリーダーになっていかれますことを、そしてまた、鹿児島大学の名声をさらに高めていかれることを、私は心から期待しています。
(2022年8月24日逝去)
稲盛アカデミーは鹿児島大学が誇る偉大なる稲盛和夫名誉博士(昭和30年工学部卒業)の哲学・経営哲学(稲盛フィロソフィ)をコア・バリュー(基本価値)に置き、これに基づく教育研究と社会連携・地域貢献に努めます。稲盛フィロソフィは組織を動かす経営哲学であり、また個人や社会を動かす社会哲学でもあります。その学術的な探究とこれを基盤とした教育及び社会貢献は「進取の精神」の涵養という鹿児島大学の基本理念に通底します。
こうしたミッションは学内向けプログラムとして、多くの鹿児島大学学生が受講者となる「共通教育科目」の提供、学外向けプログラムとして、社会人を対象とした履修証明プログラム「稲盛経営哲学」の開講、学内外に向けた稲盛アカデミー・シンポジウムの開催、また「稲盛アカデミー研究紀要」や稲盛研究を中心とした「稲盛アカデミー叢書」の刊行などの事業を通して、その実現を目指します。2020年度からは満を持して「稲盛フィロソフィ」の全学必修化(共通教育科目「大学と地域」において講義)が叶いました。
稲盛アカデミーには「人間教育」、「経営教育」、「地域・国際連携」の3部門に部門長・教員が配置され、特任教授1名と特任専門員2名を含む7名と、客員教授6名による体制が整っています。これにより、履修証明プログラム「稲盛経営哲学」の拡充、稲盛アカデミー・プロジェクト研究の推進、及び海外研修の実施などが可能になりました。
大学・各部局はもとより、京セラ株式会社、公益財団法人稲盛財団、立命館大学稲盛経営哲学研究センター、鹿児島盛経塾、履修証明プログラム「稲盛経営哲学」の修了者を中心に組織される「稲盛アカデミー倶楽部」会員、そして鹿児島県及び関係機関によるご支援と連携・協働によりアカデミーのミッションを果たしていきます。
稲盛アカデミー長 武隈 晃